簡単そうで実はとても奥が深い!水耕栽培に関する豆知識について詳しく解説

水耕栽培でも肉厚なナスを育てることができる
感染症の拡大で自宅にいることが多くなり、新たな趣味の一つで家庭菜園を始める人が多くなっています。
その大きな目的は野菜を新鮮なままで食べられるからであり、自分で栽培できるので安心性も確保できるという点です。
問題になるのは土を使った栽培では集合住宅のような環境では育成が難しいというところであり、そこで注目されるようになったのが水耕栽培になります。
水耕栽培は養分を含んだ水だけで野菜を育成する方法であり、土よりも栽培が簡単であり、害虫が発生しにくいので室内でも対応できるというメリットがあります。
この方法では大きく成長する種類でも対応ができ、実を付ける段階になると大きな株になるナスでも育てるのが可能です。
ナスは育てやすい品種なので栽培はそこまで難しくありませんが、一番の注意点は大きくなる株の成長を妨げないようにすることであり、間引きと共に転倒しないように支柱を適切に設置するようにしてください。
他にも実を大きくするには大量の養分が必要になるので、成長の段階に合わせて与える養分も変えるようにしなければいけません。
水耕栽培は葉物野菜に適した方法ですが、やり方によっては実を付けるタイプや大きく成長する種類も対応できるので、正しい方法を入手して実践してみるといいでしょう。
水耕栽培で必要とされる防虫対策については
水耕栽培の場合、防虫対策は土で栽培するときよりも大幅に軽減されると考えて間違いありません。
水耕栽培だからと言って害虫などが全く発生しないわけではありませんので、その点は注意しておくべきです。
どういうことかと言えば、土で栽培するとその中に虫がいることはある意味で致し方ないものの、水耕栽培ではこのようなことは起こりません。
水の中に虫はいませんし、植物の種や苗にも基本的にはいないと考えて問題ありません。
しかし、植物に引き寄せられて外部から虫がやってくることは十分に考えられるのです。
ですから、この対策をしっかりと行っておく必要があるというか、そんな必要などないとたかをくくっていると失敗するかもしれません。
どのような方策が良いかですが、このように外からやってくるしかないのですから、それを阻止してやれば良いのです。
室内を清潔にしておくこととの他、周囲に粘着テープを貼るとかネットで覆うなどで十分ということになります。